2010年 07月 31日
椅子の修理 |
先日、いきがかりで古道具屋で求めたという椅子の修理を受ける。ひととおり解体して組み直した旨の証拠写真。ここに載せる予定もなく、バタバタと発送したので、組んだ写真や採寸をとらなかった。昔の学校の椅子に似た簡素な意匠。足の先は4、5センチほど板の間か何かにもぐっていたようだ。貫は細く浅い。木の芯に近い粘りのあるところの部分を意識して使っている。注意を引いたのは座面の板。ほとんどが楢材を使用しているのに対し座面は薄い針葉樹を用いている。(杉や檜ではない。)横幅を広くゆったり取っていることもあり、板がしなり、柔らかくお尻を沈めることができそう。ジーパンより和服の人が似合う。和風のシチュエーションで使われていたところを思い浮かべる。
by kai_koubou
| 2010-07-31 08:38