2009年 04月 04日
芽吹きと山桜の開花 |
近くの山でも芽吹きが始まり、山は色とりどり、柔らかい色のグラデーションに包まれて、日本画の世界である。一年のうちで一番好きな山の風景で、一日一日で変化していく彩りは見ていてあきない。木々の命の息吹に圧倒される。
この時期、山桜の花が咲き、さりげなくその存在を輝かせる。昔から山桜の花に日本人はその心情を寄せていたようだ。本居宣長の「しきしまのやまと心を人とはば朝日ににほふ山桜花」が知られる。最近では樹木葬を選ぶ人も増えているとのことだが桜が一番とのこと。
by kai_koubou
| 2009-04-04 12:17