2009年 01月 16日
型菓子 |
鎌倉の銘菓をいただく。
紅白のパッケージがおめでたく、小さな鳩の形がかわいい。
ハートをいただいたということに感謝。
型菓子を作る型には昔から桜の木が使われてきた。硬くて磨耗性に強い。加えて夏育つ夏目という部分と冬育つ冬目という部分の硬さに差が無く年月によるやせにも差が無いので彫った形をきちんと維持できる。形がしっかり立ち型離れも良いという結果を生む。また表面がなめらかなので表面のあがりもいい。
散孔材なので導管が無く汚れが導管に入ることが無く衛生的だ。よけいに食べ物に向いている。同様なことで版木にも使われている。こちらは大きいまっすぐな板が必要となる。原木市場でもそのような原木が出た時は、用途がひろいので値が高い。
by kai_koubou
| 2009-01-16 22:32