2010年 01月 14日
冬の山 |
朝、昼、夕その時々、季節折々山を眺める。冬の山々の景色には、芽吹き、新緑、濃緑、紅葉の時それぞれの魅力とちがうものがある。
山肌を柔らかくおおう褐色の木々。単調で抑制の効いた枯れた山々。息を潜めるように静かに宿す小さな命の数々。辺りをおおう静謐な空気。澄ませば遠い記憶につながる。自分ひとりのものではない命のリレーとして与えられて生きる自然。静かにその呼吸に心澄ます。
by kai_koubou
| 2010-01-14 22:27
| 仕事